お灸は簡単?おうちケアで疲労を回復したい

セルフケア

お灸というと江戸時代から続く民間療法なので古いイメージを持つ方がいるのではないでしょうか。家族が使用していたのであればハードルは高くないと思います。使用するきっかけがないと手を出しづらいものです。

わたしの場合、鍼灸院でおうちケアを勧められたのがきっかけです。なんとなく不調を感じたり、疲れがたまったりしていると不定期に使用しています。

お灸の良さ・気になる点は諸々ありますので、代表的なところを紹介させていただきます。

我慢は不要|温熱の段階を選べる

ドラッグストアで販売されているお灸には温熱の種類があります。初めて使用する方は温熱ランクをよく読むように注意しましょう。製造会社によってランクはないかもしれませんが、わたしは「せんねん灸」を使用しているため、箱に説明されている温熱ランクは必ず確認しています。

直接肌に温熱が伝わるタイプ・肌に触れず紙を通して温熱するタイプがあります。

温熱段階は上のランクがあるため、今のお灸の温度になれてきたらランクを上げて効果を高めることも可能です。

迷う理由①煙が気になる!

鍼灸院に通った方はご存知と思いますが、お灸の煙は気になるところです。もぐさによっては煙が移香になり困ることもあるでしょう。おうちで使用するときに、ファブリックに煙の香りが付くのは避けたいですよね。

トイレでお灸を使用している例があります。わたしが使用する場所はお風呂です。お灸をして時間をあけてからお風呂に入り、ついでに浴槽内を水拭きして煙の臭いがつかないようにしています。

トイレも風呂も換気扇があるので、使用後は通気をよくして換気扇をまわすと煙が壁につきにくくなります。

どうしても煙は苦手であれば、煙が出ない無煙タイプがおすすめです。

Amazon.co.jp: せんねん灸の奇跡 レギュラー 220点入 : ドラッグストア
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迷う理由②火が怖い!

煙の問題だけでなく、火を扱うことに抵抗があるのではないでしょうか。

そういう場合は、お灸のシールをはがすと発火するタイプがあり、皮膚にシールをつけたまま温熱できます。

ただし、貼る箇所によっては皮膚が低温火傷するかもしれないので温熱の我慢はしないよう注意です。

寒い冬にお腹が冷えそうなときは、シールタイプのお灸で体調のケアをしています。お腹がポカポカして気持ちが良いです。

1個あたりのお値段は高めなので、状況に応じて使い分けてケアができます。

迷う理由③どこに貼ればよい?

ツボの本を参考にお灸をしていますが、気になる箇所をいいかげんでやっても気持ちよく効果を感じることがあります。ツボがわからないときは、鍼灸院の先生に相談してマークをつけてもらったりしました。

本職ではないので、ツボがずれていても気にしません。ただ、本で書いているツボのあたりを指圧すると独特な痛みを感じる箇所があり、そこをお灸するようにしています。お灸後は身体が楽になるので効いていると実感しています。

貼りたいけど貼れないお灸の難所である腰や背中裏は人に頼ります。ひとりのときは、シールタイプのお灸が活躍します。お灸の種類を使い分けると手の届いたケアがしやすくなります。

まとめ:素人判断をしないために

自分の体調はわかっているようで、実はわかっていないこともあります。鍼灸院に通うと素人判断のような偏りはふせげます。お灸をしないほうがよい注意書きがあるため、日ごろの体調と相談しながら使用しましょう。

お灸を製造している会社のホームページ、鍼灸院の先生のYouTubeなどツボ情報は簡単に入手できます。情報を入手して取り組むのが大切です。

お灸道具はピンセット・ガラ入れ・線香を用意すればできます。温熱がピークになったときに耐え難い熱さを感じるときは、火傷を避けるため我慢せずに剝がすことです。皮膚から浮かせると温熱が和らぐので調整しながらお灸することもできます。

日頃から体調に寄り添い、ちょっとした不調の助っ人としてお灸の活用は心強い味方です。

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